私たちが「保護猫」を選んだ理由

はじめに
我が家に来たばかりのころのジルド 小さい!
こちらの記事では私たち夫婦がどうして猫を家族にお迎えする際、「保護猫」を選んだのか書いていこうと思います。

譲渡型保護猫カフェへいく

なぜペットショップからではなく保護猫を選んだのか、と言われるととても単純です。猫カフェに行ったことがきっかけでした。調べたところ「保護猫」がいるカフェが家の近くにあったのでした。せっかくなら保護猫がいるところがいいかな、という軽い気持ちでいくことに。

ちなみにその時夫が猫派で私は犬派だったので、いずれは犬カフェ的なものにも行ってみようということになっていました。

そこで出会った猫たちが本当にかわいらしく、夫婦で心を簡単に撃ち抜かれました。そこからもし家族として迎えるのであれば保護猫がいい、と思うようになったのです。

特に使命感があって、とかではありませんでした。気が付くと私も猫派になっていたのでした。(今でもワンちゃんたちは大好きです。)

スタッフの猫様たち

 

その後、保護猫について調べてみる

とはいえ、私たち夫婦は保護猫についてよく理解していませんでした。Youtubeで次のような動画を見て保護猫たちの背景や、保護にかかわる人々の様子を見て保護猫の言葉が持つ重さを知るようになりました。

☆にゃんずはうす さんのYoutube

にゃんずはうすさんは保護猫スタッフで構成されたカフェを経営されており、スタッフの猫さんたちの背景や人なれ訓練の様子など、保護猫の情報を裏表なく発信してくださっています。

命ある生き物を家族に迎えることの責任や、保護猫をめぐる問題を学ぶことができます。猫を迎えることの大変な部分も改めて知ることできちんと準備をすることができました。

▼動画はこちらからどうぞ
にゃんずはうす 長浜の保護猫カフェ

☆嗚呼‼みんなの動物園チャンネル

日本テレビで毎週放送されていますが、こちらの保護猫特集も実際に猫と距離を縮めていく様子を見ることができとても勉強になりました。特にサンシャイン池崎さんは保護猫ボランティアとして一時預かりを何度もされていて、その姿勢が素敵だなと思いました。

▼動画はこちらからどうぞ
嗚呼!!みんなの動物園チャンネル【公式】

保護猫を迎えるために必要なもの、資金などを考える

保護猫を迎えるためには、引っ越しが前提でした。ペット可の物件を探す必要があります。賃貸から賃貸への引っ越しであり、敷金、礼金や引っ越し費用などがかかります。ペット可の物件は敷金が通常の2,3倍のケースが多く、初期費用がかなり掛かることがわかりました。

例えば家賃10万のところだとして、※2人以上で住む場合を想定
【通常(例)】敷金家賃1か月分+礼金家賃1か月分+初月の家賃+初期費用(引っ越し代など)
10+10+10+初期費用=30万以上
【ペット可の賃貸(例)】敷金家賃2か月分+礼金家賃1か月分+初月の家賃+初期費用(引っ越し代など)
20+10+20+初期費用=50万以上
※私たちの物件は敷金も戻ってこない契約でした…。

また別の記事で書く予定ですが、通っていた保護猫カフェはエイズキャリアを持つ猫たちでした。通常の猫よりも免疫力が低く、風邪をひきやすく、もちろん猫エイズになってしまう可能性もある子たちです。となるとノンキャリアの子たちよりも医療費がかかる可能性がありました。

引っ越しや医療費、その後一緒に生活していくための費用も考えるとそれなりに費用が必要です。

カフェ勤務?時代のジルド

 

1年後を目標に保護猫を迎える準備をしよう

夫婦で話し合った結果、1年後を目標に保護猫を迎えようということになりました。それまでに保護猫について学び、保護猫カフェに通い、「保護猫を迎えたい」という気持ちが一時的なものではないことを確認することにしました。また資金もしっかり貯め、引っ越して保護猫を迎えた後も問題なく暮らしていけるようにしようと決めました。

※実際、数年前に保護猫を迎えた友人にもいろいろ話を聞いていたのですが、保護団体から保護猫を迎えるにはハードルが結構高いという話を聞いていました。きちんとお世話ができる経済力があるか、家族全員が保護猫を迎えることを賛成しているか、など審査が厳しいところも多いようです。例えば高齢な方はNGだったり(万が一の時の引き取り先があればOKとか)、カップルは別れて引き取り先でもめることがあるのでNGだったり、、、。こういった話を耳にしていたため、経済力や責任があるのか、自分たち自身も確かめるため迎える時期を1年後に設定したのでした。

しっかり準備してよかった!

保護猫を迎えると決めてから、「こんな世界があったのか」と驚くことばかりでした。無責任な人間のせいで繁殖が加速して多頭飼育崩壊してしまったり、ペットショップで売るために何年も拘束して子どもを産ませ続けたり…。切なくなることも多々ありました。

それでも、だからこそ保護猫にしようと私たち夫婦は決めたのでした。猫に限らず新しい命を迎えることは責任が伴います。早く猫のいる暮らしをしたい、と焦る気持ちもありましたが、しっかり準備したおかげでスムーズに猫との生活を始めることができました。お迎えして早々に病院に行く必要もあったので、資金面の準備の大切さも痛感しました。

ぜひペットを迎えたい、という方は参考にしていただき、準備をしっかりして新しい家族をお迎えください!

我が家に来たばかりのジルド 小さい!

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